【ホスピタルアーティストによるキャリア教育】生徒の声「こんな授業だったら毎日でもしたい!!!」
2022/12/05
ホスピタルアーティスト絵本作家やのともこです。
本日はホスピタルアーティストによる【キャリア教育】についてお話しさせていただきます。
そもそもキャリア教育って何?と思われる方もいらっしゃると思いますので
文部科学省によるキャリア教育の定義をご覧下さい。
文部科学省は、「キャリア教育とは、一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義付けしています。
文部科学省のいうキャリア教育のステージは学校で、さまざまな教育活動を通して、一人ひとりの基礎的・汎用的能力の発達や育成、職業人としての自立を促すことが、キャリア教育の最大の目的としています。キャリア教育は1999年12月文部科学行政関連の審議会報告などで登場しました。
私がキャリア教育でよく呼ばれている学年は小学3~6年生です。パステルを使って絵を描いたことがない子ども達が殆どで一回の授業で1~2限で行います。一通り描き方を教えた後は「今日は今までで一番素敵な自分の気に入る絵を描きましょう」と言ってスタートです。絵にとって大事なのは絵と対話して描くこと。だと思っています。適当に色を選ぶのではなく「これだ!」という色を選んで描くことも大切です。休み時間を挟んですることが多いのですが、みんな休むことなくすごい集中力で描いている子が殆どです。「すっごい楽しい!!!」「こんな授業だったら毎日でもしたい!!!」「休み時間が勿体ない!」「もっと描きたい!」と嬉しい言葉がどんどん出てきます。人の作品を見て刺激をもらったり、先生に褒めてもらって笑顔いっぱいの子ども達を見ていると私もとっても嬉しくなります。そして面白いことに生徒よりも集中して楽しんでいる先生の姿もあります。作品を描いた子ども達の嬉しそうな顔はとても印象的です。いつも和気あいあいととっても楽しく過ごせるのでキャリア教育大好きです。初めて教えた生徒達は、もう20代後半だと思います。「昔先生に学校で教えてもらってん。」と話しかけてくれたりギャラリーに来てくれる人もいます。福岡の小学校の絵本の授業をzoomでしたこともありました。沢山手をあげて質問してくれてあっという間の1時間でした。2回に分けての授業で2回目はみんな絵本を見せながら「やの先生のおかげでいい絵本が出来ました!本当にありがとうございました!」と言ってくれました。子ども達の純粋さに心打たれて離れた学校の生徒とももっと授業をしていきたいな。と思いました。色んなキャリア教育があり刺激のある授業を受ける事で益々子ども達の未来は豊かなものになるのではないでしょうか。子どもが「今日キャリア教育だったの」という日があったら是非沢山子どもの話を聞いてあげて欲しいです。いつもの授業とはまた違う刺激が子どもの心を一回りも二回りも大きくしてくれていることでしょう。私も随時キャリア教育や講演会、ワークショップも受け付けておりますのでお気軽にご質問ください。心よりお待ちしております。
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